トライブナインのストーリーや世界観まとめ

ストーリー設定

『トライブナイン』の物語は、2022年に放送されたアニメシリーズと、きたる2月20日にリリース予定のゲーム版という2つの媒体で展開されます。アニメとゲームは時系列を共有しており、ゲームはアニメの最終回から約2年後のネオトーキョーを舞台としていますが、ゲームは独立したストーリーを描いています。新規プレイヤーはアニメの事前知識がなくても、すぐに冒険に飛び込むことができます。

『トライブナイン』の世界

ネオトーキョー：再生した都市

『トライブナイン』の舞台は、未来都市「ネオトーキョー」です。これは実在の東京に着想を得つつ、23の多様なシティがネットワーク化した架空の国です。それぞれのシティは、独自の文化と環境を誇っています。かつて若者たちの暴力が蔓延し崩壊寸前だったこの国は、政府が「XB法」を制定したことで秩序を取り戻しました。この法律は、あらゆる抗争を「XB（エクストリームベースボール）」として知られるスポーツで解決することを義務付けています。この抜本的な措置により、XBは社会の中心的な柱となりました。

シティ、トライブ、そしてジャッジロボ

ネオトーキョーでは、若者たちがそれぞれのシティで活動する「トライブ」を結成しています。彼らのXBにおける卓越した実力は、従来の司法システムに匹敵する影響力を彼らに与えました。威圧的な「ジャッジロボ」が全てのXBマッチを統括し、厳格なルール順守を保証し、シティ全体の平和を維持しています。

ゲーム版『トライブナイン』

変貌したネオトーキョー

ゲームの物語では、過去を形作った決定的な戦いから2年後、ネオトーキョーは劇的な変貌を遂げています。謎に満ちた新たな支配者がシティを掌握し、XBの影響力が衰えるにつれて、大都市は再び混沌へと陥ります。そこでは「統治のルール」として知られる残忍なデスゲームが横行しています。

主人公、クロナカ・ヨウ

ゲームの中心となるのは、過去の記憶を失ったまま目覚めた青年、クロナカ・ヨウです。謎の施設から謎めいた「トラッシュ・トライブ」に救出されたヨウは、幼馴染から自分がかつて伝説的なXBプレイヤーだったと告げられます。自身のアイデンティティを取り戻し、失われつつあるXBの魂を蘇らせるための彼の探求が、この冒険を突き動かします。